ドローンによる外壁診断・点検

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ドローンに搭載した赤外線サーモグラフィカメラによる外壁診断

弊社では、これまでにビルやマンションの大規模修繕工事のアドバイザーや現場業務、それに雨漏りの調査や外壁診断を赤外線サーモグラフィーカメラを使い行ってきました。
それに伴い建築基準法12条点検に対応した外壁診断・点検を実施しており、 数々の公共施設やホテル等の施設を調査した実績が有ります。
赤外線サーモグラフィカメラによる画像診断と併せて可視画像によるクラック等の劣化診断も行いますので、ビルやマンションの現状確認等にもご利用いただいており、株式会社ラックブライトは「徹底的に無駄を省き、高品質な診断を低価格」で赤外線サーモグラフィカメラとドローンによる調査を提供しており、様々なインフラの点検にも対応します。
このホームページも、無駄を省くために手作りで格好の良いものではありませんが、ご検討頂ければ幸いです。

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なぜ赤外線サーモグラフィカメラで外壁調査を行うのか?

これまでの外壁診断は、足場を設置するかロープで宙吊りになりながら打診棒で外壁を叩き、その音の違いで状態を確認していました。
しかし、これでは費用が高額になり、かつ調査に要する工期も長くなり、住民や建物に出入りする方々に負担をかけてしまいます。そこで赤外線サーモグラフィーカメラで撮影をして、温度差を可視化できる特性を生かし、温度差により異常を発見します。これであれば調査日も1日か2日で終わり、高額な足場の設置や危険なロープによる作業も必要ありません。
以上の事から、安全かつ短期工程かつ安価であるのがドローンによる外壁診断・点検なのです。


それでは何故赤外線サーモグラフィーカメラで異常が解るのでしょうか?
建物外壁仕上げ面が太陽の日射や気温の変動等気象変化を受けると、その面の断面形状と材料の比熱および熱伝導率等の熱特性の違いにより表面温度に差が生じます。赤外線診断は、建物の外壁タイルやモルタル仕上げ等の浮き部と健全部の熱伝導率の差異によって生じる表面の温度差を赤外線サーモグラフィカメラによって測定し、得られた表面温度分布から浮き部を検出する方法です。湿式外壁の不良部(浮き部)と健全部では熱伝導の違いにより、表面温度に高低の差が出ます。不良部(浮き部)などに存在する空気層が断熱層となり熱伝導を妨げるためです。

その原理を応用し外壁面の温度分布を、赤外線サーモグラフィカメラで測定・解析して不良部(浮き部)の有無を調査します。
ただ赤外線サーモグラフィカメラは取り扱いが難しく、撮影のタイミングや角度等により画像結果が変わってしまう事が良くあります。その為に弊社では撮影した数百枚の画像を赤外線建物診断技能師が1枚1枚丁寧に診断しております。それに加えて劣化診断も行います。
ドローンを飛行させ、カメラで撮影をする事は誰にでも出来ると思います。難しく重要なのは撮影方法とそのタイミング、それに撮影した赤外線画像と可視画像の解析です。現在はAIが進歩して、画像解析に導入している会社も有る様ですが、私の知る限りではまだまだ発展途上であり、経験豊富な職人の眼には及ばないという結論に至り、弊社ではそこに神経を使い慎重に作業をしております。
その為に報告書の作成に時間がかかる関係上、どうしても調査出来る数が限られてしまいますので、タイミングによってはお待たせする場合もありますので御了承下さい。

使用機種

ドローン MATRICE300RTK
赤外線サーモグラフィーカメラ ZENMUSE H20T

現在市販されている機種の中では最高峰の組み合わせです。

ドローンに関しましては、センサー類の充実で安全に飛行させるには十分な性能ですが、過去に色々な赤外線サーモグラフィカメラを業務で扱ってきた者として正直に言わせてもらえば、赤外線カメラの性能と画像解析ソフトに関しましては、まだ物足りないと言わざるを得ません。
しかし、現状これがドローンに搭載できる物の中では一番性能が良いので、これからの技術の進歩に期待しています。
ただ可視画像の200倍ズームは凄いです。

赤外線サーモグラフィーカメラで診断を行う際のデメリット

立地条件が大切
ドローンに搭載して撮影をする関係上、ある程度の対象物までの距離が必要です。また、人通りの多い場所の上空の飛行は安全確保の面からお断りさせて頂いておりますが、誘導員を配置して可能な場合もありますので御相談ください。

日が当たらない面
赤外線サーモグラフィーカメラは、その性質上日が当たらない北面や日陰は精度が落ちます。しかし、全く異常が判らないという事ではありません。
天候に左右される
雨天や風の強い(目安として風速6m以上)は調査不可になります。
ドローンは墜落の危険性もある
この世の中に絶対安全な物はありません。弊社では経験が有りませんが、毎日整備点検している飛行機でさえ墜落する事があるので、ドローンも然りです。その為に、飛行の際は必ず保険に加入して、飛行中のドローンの下に人が立ち入りしない様に誘導員を配置する事を心掛けております。
構造上、撮影できない建物が有る
例えば乾式のタイル貼りの建物は下地から浮いているのが普通ですので、これでは異常が感知出来ません。また凹凸や色の濃淡が激しい物も向いていません。この様な状況を把握する為に、事前の現場調査の際にハンディタイプの赤外線サーモグラフィカメラを持ち込み、予め撮影が可能かを判断しますので諸般ご相談下さい。

ドローンを使わない赤外線サーモグラフィーカメラによる外壁診断

低層階の建物の外壁診断はドローンを使う必要はありません。
その場合は、ハンディタイプの赤外線サーモグラフィーカメラでロープライスにて行います。

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無駄を省く為に弊社には営業という部署が有りませんので、満足のいく対応は出来ないかもしれませんが、お客様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
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