調査実績例

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こちらでは、当社が過去に調査をさせて頂いた例を少しだけ紹介させて頂いております。

横浜市の公共施設

外壁調査のご依頼。

築年数がかなり経っているので状態も悪い部類でした。1枚目の赤外線画像の中央下部が赤くなっているのは、タイル内部に空気層が有る為です。その証拠に、打診棒で叩くと軽い音がします。
当案件は総面積が大きかったので、ドローンとハンディタイプの赤外線サーモグラフィカメラを併用して調査を行い、クラックも詳細に拾いました。

東京都世田谷区の賃貸マンション



3年間原因不明の雨漏りで賃貸できずに空き部屋だった物件。

2階の天井からの雨漏りだが、真上の3階の部屋にはルーフバルコニーが有り、そこからの浸水だと思われる。最初に赤外線サーモグラフィカメラでルーフバルコニー床のウレタン防水を撮影(画像①)してみると、明らかに温度差が見られ防水層の内部に水分が滞留していると考えられた。その後目視で浸水していると思われる箇所に散水をすると、2階雨漏り確認箇所に温度差(画像②)が見られた。
その他の部分も念の為に散水をして確認すると、もう1カ所からも浸水が確認された。
こちらの物件は弊社で補修工事までさせて頂き、現在は無事に新しい賃借人さんも決まったそうです。良かった!

千葉市の商業ビル



2階サッシ上からの雨漏り。

過去に台風の時に1回だけ雨漏りをした物件。
外壁を赤外線サーモグラフィカメラで撮影すると画像のように温度差が激しく出た。目視すると温度が低い部分にはクラックが発生していて、散水試験の結果やはりこのクラックが原因と思われた。取り敢えず応急措置でクラックを塞いだが、あくまでも応急措置なのでオーナー様には後に根本的に処置をする事をお勧めさせて頂きました。
この様に外壁を撮影する事で、ある程度の仮説を組み立てる事が出来るのは、やはり赤外線サーモグラフィカメラだからこそ出来る技です。

川崎市の学校

学校内の施設が雨漏りをしているか?の調査。

結果的には、残念ながら赤外線画像で雨漏りの形跡が写っています。この様な「雨漏りをしているかを調べてほしい」というご依頼も最近増えていますが、肉眼では確認出来ない被害も、この様に可視化でハッキリさせる事が可能です。

横浜市内のRC造の戸建て






雨が降ると必ず雨漏りが壁から発生という事で調査。


散水試験をすると5分後位に赤外線サーモグラフィカメラの画像の青色で温度低下を確認。当初は黄色でしたが、徐々に温度低下が確認出来る水色の部分が浸食してきて、水が侵入していると考えられる部分です。

こちらの案件は数カ所の雨漏りが確認されていて、ほぼ同じ原因でした。

可視画像を見て頂ければご理解頂けると思いますが、肉眼ではまだ漏水は確認出来ませんが赤外線サーモグラフィカメラならば一目瞭然です。

私は毎回、侵入口に対して事前にある程度の予想をして調査に臨みます。だからといって、その箇所を最初に散水してしまうと、複数個所から侵入が有った場合、他の侵入口が発見しずらくなってしまう事が有ります。ですから調査の順番は慎重に考えなければなりません。

東京都内の賃貸マンション




3階建ての2階のお部屋から、雪の日だけ漏水が確認出来るという難しい案件。


怪しいと考えられる数カ所を散水してみたが確認出来ず。
最終的に「まさか此処では無いだろう」と思っていた箇所から確認出来ました。可視画像を良く見ると天井にクラックが有りますが、その上の部分も温度低下を確認!これも肉眼では分かりませんでした。


普通ならば、そんな所から入るはずはないんですけど、、、という箇所からの侵入で、修繕工事もしている当社としては考えさせられる案件でした。

東京都内の商業ビル





そんなに酷くは無いが、もう数年も雨漏りしているというご相談。


原因解明はそんなに難しくは無かったのですが、侵入していると思われる場所が狭すぎます。隣地の壁までその幅が僅か42センチで、配管が通っている所は20センチほど。調査方法には本当に苦労しましたが、何とか考えやり遂げる事が出来ました。

漏水箇所は「水が出ている」というよりは「少量の水が滲んでいる」感じです。

横浜市内の鉄筋コンクリート造2階建て建物




RC造3階建ての2階部分の漏水。


外観を見て「ここだろう」と見当していた所からドンピシャで確認出来ました。


こちらの案件は構造がとても珍しく、RC造なのですが型枠に発泡スチロールのブロックを使っていましたので、総合的な対処方法をアドバイスさせて頂きました。



雨漏り・漏水調査の手順と料金についてはコチラ

防水層の異常




RC造の建物の陸屋根の防水層の調査です。


まだ施工して数年なのですが、明らかに防水層の中に空気が侵入しています。

他の部分は正常なので、費用も考慮し部分補修を提案させて頂きました。

東京都内の建物




雨漏り・漏水調査のオマケです。

時間に少し余裕が有ったので外壁を見させて頂きました。

赤外線画像のタイル部分緑色が他の青色部分よりも温度の高く、剥離している事が考えられます。このタイルは反射の強いラスタータイルなので、赤外線サーモグラフィカメラによる調査には不向きなのですが、それでもここまで分かりました。


念の為に打診棒調査をしてみると、赤外線画像の緑色の部分はやはり浮いている軽い音がします。

東京都内の建物






内装を新しくしたら塗壁に水跡が出来て、初めて雨漏りが有るのが分かったという案件。


やはり出ている水の量は多くないが滲んでいる、という感じです。

これも出ている水の量が少ないので、赤外線サーモグラフィカメラでなければ分かりませんでした。

散水試験を行いカメラのディスプレィに注目していると、黄色の部分が少しずつだんだんと緑色に変化して行きました。

地下室の漏水






ビル地下の漏水。


肉眼では真っ暗で何が何だか分かりませんが、赤外線サーモグラフィカメラに暗所は関係ありませんので、この様な調査では本当に心強い味方です。


地下なので、壁の向こう側は土です。この様な案件の通常の修繕方法としては、「土を掘り起こして防水工事を施して・・・」となりますが、費用が掛かり過ぎますので現実的ではありませんし、そんなスペースも無い事が多いので当社では「内側から止める止水工事」を提案しております。

東京都内の建物




4階建ての2階のお部屋から漏水。


2階の天井上に有る配管を伝って水が出てくる、との事。

最初は配管の異常かとも考えたが、雨の日だけ確認出来るとの事なので可能性無し。外壁からはあらゆる場所を散水したが確認出来ず。3階のお部屋の床下も異常無し、との事で非常に頭を悩ました案件でした。

しかし最終的には漏れている場所からは、かなり離れた場所からの侵入が発見出来てホッとしました。

こちらの建物に携わっている沢山の方々に協力して頂かなければ発見出来なかったかもしれません。ありがとうございました。


雨漏り・漏水調査の手順と料金はコチラ

横浜市内の建物




エレベーター昇降路の雨漏り。


元々はエレベーター昇降路の隣に位置するお部屋の雨漏り調査という事でしたが、現場を確認すると部屋の外側には侵入口と推測される様な所が見受けられない。しかも3階建ての2階部分である為に、外部に晒されている屋根も無い。

もしかしたらと思いエレベーター昇降路の調査をしてみると、案の定塔屋の部分で侵入口発見!そこから入った雨がエレベーター昇降路を伝って、フロアを跨いで部屋の天井から出ていました。

千葉県の木造アパート



こちらの物件は、階段踊り場に有るFix窓から雨漏りがするので調べて欲しい、との依頼でした。

2階の屋根に上り、スレートの屋根を赤外線サーモグラフィカメラで見てみると、①画像によりスレート材の下に水分の滞留を確認しました。この部分は以前の補修でスレート材同士の隙間をシーリングで埋めています。本来は開いていて中の水を抜く構造になっていなければなりません。勿論侵入口もわかりました。
②の画像はこの屋根の下で雨漏りが確認出来た箇所です。


③④画像は、雨漏りが確認出来た場所の反対側ですが、③エントランス天井部分と④出窓下の外壁部分とやはりオーナー様の把握していない箇所で異常が出ていました。
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